ホームラン小豆チョコバー

生きてるだけで不安がいっぱい

吸水ショーツ4種比較&2021情報覚え書き

いまだ何かと話題の吸水ショーツ、実は2019年から使っていました。

現在3ブランド4枚所持しているので、簡単に比較してみたいと思います。

写真は全て開封時に撮影したものです。

 

1.ムーンパンツ

購入当時は日本で流通しているのものとしてムーンパンツか、Thinxか、エヴァウェアくらいしか選択肢がなかったので、前二つを購入しました。(エヴァカップは買いました。)

デイタイムヌード、デイタイムブラックレースの2枚持っています。

この手のアイテムは基本的に布の構成が(外から)

  • ショーツ全体の布
  • 防水の布
  • 吸収する布
  • 肌に触れる布

の4枚仕立てになっていると思うのですが、ムーンパンツはそのどれもが私の持っている他のものより薄いです。

全体が薄くよく伸びる生地でできているので、洗ったあと乾くのも早いです。

一度履いたら結構伸びてしまった感じがして(特にヌードカラーの方)、薄いだけに持ちの方が少し心配になっています。

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台湾のブランドですが、おしゃれと評判のパッケージは日本で新たに作られたものであると思われます。

台湾の公式サイトも見たのですが、台湾版のパッケージも普通に可愛いと思いました。

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(洗ったばかりの手で触ったので表に少し水がついてしまっています)

ヌードカラーというけれど結構ピンク寄りの色です。

4層仕立てになっているのは切り替えから切り替えまでのクロッチ部分のみで、全体は1枚の薄いよく伸びる生地です。

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ヌードカラーは前の切り替え部がミシン処理なのに対してこちらは前は接着です。(後ろは縫い目あり)

特に機能性に差はありません。

背面のレースはあまり伸びず、その分、ヌードカラーより全体の伸びが抑えられているような気がします。

 

2.Thinx

当時ラインナップとして存在したのがこのHip HuggerかCotton Briefかだったのですが、私は履きの浅いショーツが苦手で、ウェスト部のレースの分こちらのが深そうだったのでHip Huggerを選びました。

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おそらく本国で売られているパッケージのままだと思います。(袋が光ってしまってうまく撮れませんでした)

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こちらはレース以外の全体がツルツルした表の生地と、コットン主体の裏地とで2重になっています。

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吸収布や防水布はこの表と裏の2枚の布の間に挟まれている感じになっています。

ちなみに日本語のタグが後付けされているのですが、簡単に取れたので着るときに問題はないです。

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後ろは途中の縫い目までの部分が吸収布ありの4層で、それ以降(ウェストまで)は防水布を表地と裏地で挟んだ3層構造になっています。

全体が二重になっているので、ムーンパンツと比べたら乾くのは遅いですが、縫い目などはしっかりしているので、全体としての丈夫さはあると思います。

 

3.BAMBODY

最近某バレエ通販ショップで買いました。

こちらはオーストラリアの商品で、英語レビューでも「Thinxなどを試してみたいけど、少し高いなと思っている人に」などと書かれているのを見かけたくらい、特徴は比較的安価なことです。

私は履きが浅いショーツが苦手(二回目)なので、ハイウェストを選びましたが、他ブランドだとハイウェストだけ値段が高かったりする中、こちらは他の商品と同じ価格帯なのがありがたかったです。

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ハイウェストとはいってもおへそまですっぽり、というほどではなく丁度良い感じでした。

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切り替えから上は生地が二重になっていて、その上部にゴムが通っています。

触った感じからしても他のものと比べて全体的に厚い感じがして、クロッチ部なんか特にそうなのですが、履いてみると意外と気にならないです。

さらっとしたコットン風の生地(バンブーというのはバンブーレーヨンのことなのだでしょうか?)で、履き心地はとても良いです。

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吸収布はクロッチの中央部分までなのですが、防水布は前側も切り替え部分まで続いています。防水布エリアは一番広いです。

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後ろ側も上部の切り替えまで防水布はありますが、吸収布はなぜだか前よりも後ろが少し短い気がします。

洗った後の乾き具合も、Thinxとそんなに変わらないかなという感じです。

 

 

この記事は数日間かけて書いていたのですが、そうこうしているうちに、ついにGUからもトリプルガードショーツという名称で発売になりました。(こういった類のものを出すよ、という発表は小耳に挟んでいた)

お値段1,490円+税=1,639円ですが、先日発表になったユニクロ・GUの総額表示義務にともなう値段据え置きで4/1からは1,490円になるのでしょうか?

それまで待っていたとして在庫が残っているかは分りませんが…

いずれ買って追記したいと思います。

 

日々めまぐるしく様々な特徴を持った新商品が発表されている中(とくに新しいもの)、これまでは1枚あたり5000円くらいする商品が多かったのですが、最近はコンフィッツガールズリープなど国内から2000〜4000円ほどの価格帯の商品も出てきていて、手に取ってみる人も増えてきているのかなと思います。

そんな中GUからついに1000円台で登場となると、今後どういう風になっていくのか気になります。

 

ところで、私はこの手のショーツが生理のメインウェポンになるとは全く思っていなくて、ナプキンをこまめに変える方が衛生的であると思います。

あくまでオプションで、選択肢の一つとして、使いたい人が使うもの、くらいのつもりでいます。

先日ニュースになった貧困などによって生理用品を手に入れることが難しいという状況になった学生が2割もいる、という話も、月経カップや吸水ショーツでいいじゃない?とは私は思いません。

これらによって確かに快適さや便利さを手にいれた人は沢山いますが、ナプキンと比べて手間をかけないと衛生面で安全性を保つことができないからです。

海外では学校でのナプキン無料配布や非課税化が進んでいますし、これは健康に関わることなので、まずは誰もが安全に過ごせるようナプキンには事欠かない状態になることが当然であって欲しいと思います。

ファミマは40周年の取り組みとして今年いっぱい生理用品を2%引きで販売すると発表しましたが、こういった方向性に賛同する企業などが増え、世の中が良い方向に変わっていって欲しいです。

それらの面が整って、それからさらに月経カップや吸水ショーツへのアクセスも良くなればいいなと思います。

 

話がそれましたが、私は、始まりそうなときや終わりかけ、タンポンを使用している日など、ナプキンを使うか普通のショーツを履くか迷って結果ショーツを汚した(またはナプキンを無駄にした)というのが嫌だな〜と思っていたので、そういうタイミングや一日家にいるときなどに活用しています。

体調によって使うときと使わないときもある上に、こういう使い方だと現状4枚もあれば十分回せているのですが、新しい物好きでもあるので、やっぱり新しい商品が出ると欲しくなってしまいます。

インフルエンサーでもライターでもブロガーでも何でもないのにこんなに持っててどうするのか自分でも分からなくなってきました。

今後も注目していこうと思います。