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アイカツ3期を舞踊的知育アニメだと思った話

アイカツ!とは

そのものずばりアイドル活動の意味。

アイドル学校のアイドルたちのお話で、アニメとアーケードゲームなどを展開する女の子向け作品です。

今は後続シリーズ(新作)のアイカツスターズ!が展開中でそちらも2年目突入。

 

はじめに

私はアイカツに3期からハマった完全に後乗りファンです。(オタクとしての瞬発力が全くない)

アイカツというコンテンツについて様々な面から思い入れを持って語られている方は既に多くいらっしゃいますし、私にはまるっと整理してきちんと話せるほどの知識もなく、誤ったことを言っている可能性もあるので、そこらへんは大目に見ていただいて、以下にはただ私が「好きだ!」と思ったことを書くということにさせて頂きます。

それから私は音楽やダンスのジャンル自体には全然詳しくないので曖昧な部分が多くて申し訳ないです。何かと何かを比較してる部分があるので、もし書き方が下手くそで批判しているように見えてしまう部分があったらごめんなさい、何かをdisりたい意志は全く無いです。

書いていたらどんどん長くなったので試しに見出しを付けてみました…

 

Du-Du-Wa DO IT!!

私がなぜ3期になっていきなりアイカツに落ちたかというと、それはこの『Du-Du-Wa DO IT!!』という楽曲に出会ったからです。

正確には、偶然テレビで見て、その振付に衝撃を受けたから。

 


アイカツ!ミュージックビデオ『Du-Du-Wa DO IT!!』をお届け♪

こちらは公式で公開されているアーケードゲーム版のムービーなのですが、アニメ本編では毎回びっくりするくらいに高いクオリティのCGダンスシーンが繰り広げられています。振付もゲームとアニメとではちょっと違ったりします。いくつかの配信サイトにもありますから、気軽に見てみて欲しいです。

ちなみに各シーズン最初の回は無料配信もされています。

3期(と4期)はこちら。「おはなし→無料配信」で見てね!

www.aikatsu.net

話を戻すと、この振付がどうすごいのかと言うと、バレエを少しでも習ったことがある人なら(習い始めの子供でも!)すぐに分かるような、

バットマン・ジュテ、エシャペ、シソンヌ、パ・ド・ブレ……

といったバレエの基本のステップが印象的に組み込まれているからなのです。

 

この曲はオープニングテーマなのですが、ポップな曲調とは一見結びつきにくいバレエの振付が面白いなと思います。いわゆる「バレエっぽい」と言われるような、優雅でゆったりした感じのダンスは目にすることは今までにもありました。ただこれは、一見そういうタイプの楽曲ではないにも関わらず、直球でバレエをやっている部分が明確にあるのです。

 

わりとどうでもいい私の個人的意見

なんというか感覚的な話かもしれないんですけど世の中とバレエの距離ってまだまだ遠い気がするんです。他のダンスと切り離されてる。分かりやすいところだとテレビの中でもそんな感じ。多分他にもそういうダンスいっぱいあるんだろうなとも思います。

だからこういったものを見ることができたら当事者の子供はきっと勇気づけられるなじゃないかなと。それを感じられたのがこの曲で、アイカツのダンスの中に自然に溶け込むバレエ。アイカツの中の一曲に当たり前にあるバレエ。

 

では世の中では一体どんなものが「ダンス」として見られているのかなと。多分それはEテレで子供向けダンス番組にエグ○イルの方が出演されているのを見ても、やはりストリートダンスが今現在「ダンス」のイメージの大部分を占めているような気がします。

中学の体育の授業でダンスが必修になったときも、報道ではヒップホップばかり取りざたされているように見えました。(長いこと教育現場と共にある創作ダンスや学習の面で取り組みやすそうなフォークダンスも選択可能であったのに)

 

アメリカにSo You Think You Can Dance(通称SYTYCD)というダンスオーディション番組があります。アメリカンアイドルのダンス版です。ゴールデンタイムに放送されています。

ヒップホップ、ジャズ、ボールルーム、バレエ、タップ、コンテンポラリーなど、色んなダンスのルーツを持つダンサーたちが全米からオーディションで選び出され、出場者同士でペアやチームを組み、毎週さまざまなジャンルのダンスを披露し勝ち抜きでチャンピオンを決めるといった形式の番組です。

番組の中で出場者たちは自分の得意とするジャンルだけでなく、専門外のものにも取り組みます。ボリウッドダンスとかむしろやったことある人のが少ないんじゃ、みたいなものまであります。ディスコダンスとかいう時代モノも!(これ見たとき『ダンシング・ゼネレーション』のアレがコレかー!と思った)

つまり幅広く色んなダンスがお茶の間で流れるわけです。

 

じゃあアイカツの何が良いのかって

長くなってしまいましたがそろそろアイカツの方に話を戻しにかかります。

これからいくつか例示しますがアイカツの第3期の楽曲はそういった意味で幅広く色々なダンスを扱っていました。

みんながちょっとずつでも見て触れて、いろいろあるんだなあ、って頭の中に思うダンスが増えていくほど、ダンスもあちこちで豊かになっていくと思うんですよね。

例えば音楽とかだと学校でも世界の伝統的音楽だとかクラシックから現代のポップス至るまで幅広く色々なものに触れられて当たり前になっているのに、さっき言ったようにダンスはまだまだほんの一部しか伝えられる状況にさえなっていない…気がする。

だからこそアイカツがお茶の間で子供たちに見せてあげられる歌や踊りが、ダンスの世界を広げる役に立っているのではないのかな、と思ったわけです。

 

Passion flower


アイカツ!ミュージックビデオ『Passion flower』をお届け♪

スペインにルーツを持つ珠璃ちゃんの歌はスパニッシュダンスの雰囲気を持った一曲です。

手拍子や足踏み、手首を返す動きや頭上に上げた手がフラメンコの動作を思わせます。

 

Hey! little girl


アイカツ!ミュージックビデオ『Hey! little Girl』をお届け♪

これは60年代とかそいういういわゆるロックンロールとかロカビリーとかの感じの曲なので多分おそらくツイストとかジャイブとかそういうやつなんだと思います(とても曖昧)

アニメ版だと特徴的な足踏みのステップが二人でそれぞれ違っていて見応えがありました。

私はこれが大好きで、作中これが披露されたのはこの子たちの先生の妹の結婚式でなんですけど、いいお天気と外の開放的な感じとでめちゃくちゃハッピーな雰囲気に溢れているというか。曲も歌詞も可愛くて。本当に好きです。

 

チュチュ・バレリーナ


アイカツ!ミュージックビデオ『チュチュ・バレリーナ』をお届け♪

もちろん、 ストリート系な曲もあります。歌が得意なスミレちゃんとダンスが得意な凛ちゃんの曲なのでめちゃくちゃカッコいいです。アニメ版の映像美が凄まじいです。

曲調はいわゆるダンスミュージックで、タイトルから想像してたのと違ったということで放送時(エンディングテーマだった)賑わったんですけど、歌詞はめちゃくちゃバレリーナの話です。ドキドキそわそわする。どこかの2○歳児が発表会前に聞きまくったとか(めちゃくちゃ痛い)

 

その他アイカツのダンスの好きなところ
  • 動きの数があまり多くなく、大振りで見栄えがするところ
  • それでいて印象的な動きが多いところ

中には細かくてスピーディな振付が魅力の楽曲もありますが、半々くらいでこういった楽曲があり、どんなダンスをしているのか見えやすいです。おそらくこういった振付は(部分部分に限られるものも出てくるかもしれないですが)子供たちにとっても真似しやすいのではないかなと思います。

また歌詞や音楽の特徴(楽器の音など)とマッチした動作は目を引きやすく、一曲を通して見てもそのダンスのハイライトになりやすいというか、私は見ていてある種の爽快感を覚える気がします。例えば先ほど挙げた『Hey! little girl』ではピアノの音に合わせて鍵盤を叩くような動作が入っていました。

 


アイカツ!ミュージックビデオ『 Lovely Party Collection 』をお届け♪

この『Lovely Party Collection』はまさしくそういった楽曲の一つだと思います。サビの振付がシンプルでとても秀逸です。

また「一緒に歌おう」ではマイクを持つ手を口元に持ってくるし、「リボンをかけて」という歌詞の部分で指でリボンの形を描いています。

 


アイカツ!ミュージックビデオ『リルビーリルウィン♪』をお届け♪

楽器といえばこちらはマーチングバンドのようにバトン、フルート、トロンボーンの演奏を模した動きをしながら行進している部分が長くあります。楽器には詳しくないので実際のところは分からないのですが、おそらく実際の演奏にもこれらの楽器が使われているのではないでしょうか。

 


アイカツ!ミュージックビデオ『Blooming♡Blooming』をお届け♪

また『リルビーリルウィン♪』やこの曲にはお化粧をする仕草のような振付が含まれています。女の子の憧れ的な要素なのかな。

 


アイカツ!ミュージックビデオ『タルト・タタン』をお届け♪

この『タルト・タタン』はミステリアスな曲で、歌詞に合わせて「万華鏡」で手で作った筒を覗き込んだり「タロット」でカードを切る動作をしたりしていますが、さらに一曲を通してマリオネットのモチーフが随所に取り入れられているのも印象的です。

 

さいごに

ジャンル云々の話を抜きにしてもアイカツの振付は芯が通った素敵なものが多いなあと思っていたので結局色々と話が伸びてしまいました。

上手なまとめ方が分からないので以上とします。

追記:私情を挟みまくった個人的な感想をちょいちょい追加しています。